国際的にも知名度の高いTeaching English to Speakers of Other Languages(TESOL)。
TESOLはTEFL(外国語としての英語教授法)とTESL(第二言語としての英語教授法)の2つに部類されており、応用言語学(Applied Linguistics)という学問領域として取り上げられることが多くなってきました。
TESOLが実践的な研究に対して、Applied Linguisticsはより理論的な研究と定義付けることも可能です。
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Phonetics(音声学)やPhonology(音韻論)は最も本質的な言語の音声についての分野になります。
最近ではどのように音声がつくられるかに焦点を当てるarticulatory phoneticsや音声がどのように聴覚されるのかを研究するauditory phoneticsが有名です。また音声を物理的な音波として考え周波数を科学するacoustic phoneticsの存在もあります。
教育者を目指される方は, 大学以上でIPA(International Phonetic Alphabet)について学び英語発音の指導に活かせるとも考えられています。
Psycholinguistics(心理言語学)は言語話者の発言それ自体を分析するのではなく、その背景的な心的過程(心のメカニズム)を分析していく学問です。
言語の産出(作文or発話)までの過程をたどる分野であるため、心内辞書へのプロセスを研究したり、背景的スキーマの検証を行ったりしていきます。例えば「人はどのような心的要因で発話エラーを起こすのか」といったことを実験・検証・考察していく分野になります。
神経言語学(Neurolinguistics)と呼ばれるこの分野は、ヒトの言語運用を脳科学的根拠に基づき、脳波計(EEG), 脳磁場計(MEG), fMRI, NIRS, Eye-trackerなどの機材を用いて科学的に分析していくという分野です。
Psycholinguisticsから派生しており、そこで得た結果を脳科学的根拠に基づき実証していき、新奇性のある結果から新たなResearch Questionsを立案していくという研究プロセスが多くみられます。
昨今では、2つの機材を使った同時測定を行うという研究が多く見られています。
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